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写真家タカオカ邦彦ブログ
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『軍艦島』端島/世界文化遺産  長崎県長崎市
長崎半島から西に約4,5km、三菱石炭鉱業の主力炭鉱があった高島から南西に約2,5km、長崎港から南西に約18kmの沖合に位置する「端島(はしま)」。海底炭鉱の島で、岩壁が島全体を囲い、高層鉄筋アパートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ていることから『軍艦島』と呼ばれた。今回その島に短時間ではが上陸する機会を得た。
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「端島神社」画面真ん中上部に見える祠は端島神社の跡である。危険と隣り合わせの鉱員たちにとって、神社は心の拠り所であり、毎年4月3日の山神祭は全島を挙げて盛大に行われた。神殿の下には拝殿もあったが、現在は祠のみが残っている。

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精炭(精選された石炭)は、ベルトコンベアーによって貯炭場に蓄えられ、石炭運搬船に積み込まれた。
今は画面右に写るその支柱が残るのみだ。
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明治期、島の拡張に伴う護岸づくりは、石炭と赤土を混ぜた天川(あまかわ)と呼ばれる接着剤を用いた石積み工法により盛んに行われた。擁壁は現在でも島内の至る所に残っていて、端島独特の景観を生み出している

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鉱山の中枢であったレンガ造りの建物跡。総合事務所の中には、炭鉱マンのための共同浴場があり、浴槽はいつも真っ黒だったそうだ。この周辺には多くの建物が存在していたが、現在はそのほとんどが崩壊している。
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1916年(大正5)年に建てられた30号アパートは、日本最古の7階建て鉄筋コンクリート造りの高層アパートと言われている。鉱員社宅として建設され、内庭には吹き抜けの廊下と階段があり、地下には売店もあった。31号棟鉱員社宅には、近いに一般用共同浴場がり、1階には郵便局や理髪店も設置されていた。
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主力抗だった第二竪坑を含め、鉱山施設は、現在ほとんど崩壊しているが、かろうじて第二竪坑へ行くために設けられた桟橋への昇降階段部分が残っている。今も階段は鉱夫たちの靴の跡が黒々と残っている。作業の過酷さを想像できる。
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当初は石炭の採掘に伴い発生する硬(ボタ)を炭車で搬出して、島の埋め立てや海に廃棄していたが、浅瀬になり石炭船等が接岸できなくなり、トンネルを掘り島の裏側の海底に投棄していった。
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日本の近代化に寄与し支えた産業遺産「端島炭杭」は、2015年「明治日本の産業革命遺産」として世界文化遺産に登録された。しかし、海底炭坑である端までの採掘作業は、海面下1,000m以上の地点まで及び、勾配はきつく、気温30℃、湿度95%という悪条件のもとで、ガス爆発など常に危険と隣り合わせの過酷な労働の中から近代化は成し遂げられたと思う。

by takaoka-diary | 2018-09-19 12:36 | Comments(0)
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